【コラム】ワイン業界で働いてみて


こんにちは!
ご無沙汰しております。Tokyo飲食ライフ管理人のakoです。

Podcast をお休みしてしばらく経ってしまいましたが、皆様お変わりありませんでしょうか?
管理人の個人的な事情で長期に配信を休ませていただいたのですが、また来月あたりから再開を検討しています。

楽しみにしていてくださいね。

今回は、管理人akoがワイン業界という仕事について感じたことを、コラムとして書きたいと思います。

ワインコラム

ワイン業界というと様々な職種があります。

例えば、ワインを飲食店でお客様へ提供するソムリエから、酒屋さんやネット通販で販売する小売店、Podcast にも何度かご出演いただいたワイン講師、そしてワインを輸入販売するインポーター。

管理人のakoはワインのインポーターの仕事をしています。

今年の春に幸運なことにワイナリーを訪れる機会をいただきました。

そこで出会ったワインを元に、ワイン業界について感じたことを書いていきたいと思います。

ワインコラム
今回はオーストラリアのメルボルンからワイン産地 ジーロン(Geelong) 方面へ向かい、そこから更に北へ上ったレスブリッジ (Lethbridge) というワイナリーを訪問しました。

こちらは、博士号を持つ科学者のお二人がワイン造りをしています。

Lethbridgeワイナリー

ワイン造りは、科学的アプローチの元、自然な醸造方法で行われます。
彼らは製造プロセスを人口的ではなく、葡萄に任せているそうです。まさにあるがままに!Let it go!

ワインコラム
焦って発酵を進めたり、瓶詰を急いでワインを現金化することを良しとせず、絞った葡萄ジュースが自然に空気中の酵母を取り入れ、自然に発酵が始まるのを科学者の目線で記録し見守っているということでした。

このようにして作られたワインは、本当に本当に美味しく、沢山の旨味成分 (Savory) が詰まっています。

「僕たちは芸術品を作りたいと考えている。
だから葡萄が自然にワインになるのを気長に待てるし、生産量は少ないけど農薬なしで葡萄を育てるし、焦ってワインを売ろうなんて思えないんだ。
お金が欲しかったら博士号の称号を捨てたりしないよ (笑」

オーナーのレイ (Ray)  が人懐こい笑顔で話してくださいました。

彼のインタビューは日豪プレスでも詳しく取り上げられています。

日豪プレス

ワインコラム

 

さて、本題はここからです(笑)

例えば、こういったワインをどこかのお店で飲めるとしたら、私は月に1度は飲みに行ってしまいます。

例えば、ワインショップで販売していたら半ダースは買ってしまいます。

とても個人的な意見ですが、私はこのワインをワイン業界の財産だと考えています。

日本で生活しているワイン愛好家として、ワイン業界で働いている人間として思うことは、レスブリッジ のようなワインは、品質管理に優れたインポーターがきちんとハンドリングして、正しくこのワインの魅力を、できるだけ多くの人に伝えるべきだと考えています。

現在少量ながら日本にもこのワインが入ってきているようですが、まだまだ簡単には手に入りません。

それはとても残念なことです。

もちろん、もともとの生産量が非常に少ないので簡単には手に入らないのですが、できるだけ多くの人にこのようなワインを楽しんでもらう機会を作るというのは、ワイン業界全体に与えられた使命のような気がしています。

ちなみに、私のあまり好きではないワイン広告が、

「ここでしか飲めない!」

「このワインが飲めるのはうちの店だけ!」

というフレーズです。(使っている方、申し訳ございません・・・!)

素晴らしいワインこそ、一部のワイン愛好家だけでなく、できるだけ多くの人に味わっていただきたいと考えるのです。


ワインコラム
IMG_1821

では、裏を返せば大量生産のワインはワイン業界の財産ではない?

そんなことはないんですよね。

私が以前働いていたサンダルフォードワイナリー Sandalford Winery は、大量消費用のテーブルワインから高級ワインまで年間数十万本を生産し、日本にも輸出しています。

ワイナリーに有名ミュージシャンやセレブリティを招いて、コンサートやチャリティーイベントを行い、一度に数千本を販売します。

こういったワイナリーがワイン業界(ひいては観光業も)を支えていて、また普段ワインを飲まない方にもワインを飲む機会を提供しています。

ワイン業界で働いていて悩みの種一つが、なかなかワイン人口が増えないということです。

それに対して、大手のワイナリーが試行錯誤しながら、ワイン人口を増やそうと努力を重ね、品質・供給量共に安定したワインを提供することは同じくワイン業界の財産だと思います。

どちらが良い悪いではなく、それぞれのワイナリーの努力でワイン業界は成り立っていて、私たち業界に携わる人間がワインの魅力を最大限、できるだけ多くの方に伝えることが重要だとしみじみ感じました。

ワインコラム
長々と感じるままに書いてしまいましたが、要するにもっと沢山の方にワインを楽しんでほしい!と思っています。

Podcast でもこだわりのない自由なワインの楽しみ方をお伝えしたいと考えています。

次回の配信もぜひ楽しみにしていてください♪

またコラムなども定期的に書きたいと思います!

最後に、Lethbridge Wines の素敵な動画をご紹介します。



では、また次回。管理人akoでした。

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